株式会社いせんの3つの取り組み
宿とは、地域で日々、営まれている暮らしを、一日の滞在の中で体感する、いわばショールームだと考えています。空間、料理、モノを通じて、地域の魅力を再定義し、地域に魅力を感じる人たちを増やしていくことを目指します。
ここは、雪国の玄関です。雪国が育んだ滋味を味わい、雪国の四季を体感し、温泉に浸る。少し、足を伸ばせばもっと深くて濃い雪国が体感できる。泊まって、味わって、取り寄せて。あなたなりの雪国と出合ってください。
「HATAGO 井仙」2階にあるレストラン。「むらんごっつぉ」とは「村のごちそう」を魚沼弁で表した言葉です。遠方からお越しになるお客様のために、この季節にこの地域で採れる一番の食材でもてなそう、という思いを込めています。JR 越後湯沢駅構内にはmuran gozzo cafe というイタリアンレストランもあり、こちらの名前は語呂合わせです。
「HATAGO 井仙」1階にある売店とオンラインショップです。まだ車や機械がない時代、農作業に運搬にと、馬は貴重な財産で、大切な家族でした。馬を飼う場所として家々の玄関先に設けられていた廐(うまや)と、「魚沼のうまいもの屋」を掛け合わせ、「んまや」と名付けました。地域に根ざした雪国の味を、実店舗とオンラインでお届けします。
歴史ある地に、200年以上の時を経た豪農の館を移築し、リニューアルした古民家ホテル。坂戸山の麓、里山の中で、四季折々の自然を感じながら過ごしていただけます。また、雪国の魅力を発見できるさまざまなアクティビティを独自に企画・運営。自然に触れ、郷土が育んできた料理を味わい、雪国を体感してください。
地元の酒蔵やワイナリーとともに、限定の日本酒とワインをつくり、提供しています。塩沢で江戸時代に創業した「鶴齢」の蔵元、青木酒造とは無濾過生原酒「宿酒仙七」、越後ワイナリーとは「豪雪ワイン」。レストランでは料理とのペアリングも楽しめます。
創業80 年の木津醸造所が、新潟県産素材で仕込んだ天然醸造の糀味噌を宿の定番とし、提供する料理で使っています。創業当時からの木樽で長期熟成させた味噌は、しっかりとした旨味のある味が特徴です。
「HATAGO 井仙」は、パティシエのいる温泉宿です。レストランの一角にある工房では毎日、オリジナルのスイーツを製作。コシヒカリの米粉を使った「湯澤るうろ」、宿の裏山で採った木のリキュールを使った「ryugon のもり」など、雪国の食材や風味で仕立てています。
宿で提供しているのは、地元魚沼、中でも最もおいしいと言われている塩沢産のコシヒカリです。生産農家である宮田農産業さんと直接、契約して約20 年。料理で使う野菜も、やはり地元の農家から直接、仕入れています。