株式会社いせんの
ビジョンと歴史

株式会社いせんは、お客様、地域、宿(HATAGO 井仙とryugon)の三者が和を保ちながら、共に発展することを目指します。

旅籠三輪書
(はたごさんりんのしょ)

旅籠三輪書は、企業理念を形にしたもの。お客様が心から満足するサービスを提供する、それが一つ目の輪、社員が生きがいをもって働けることが二つ目の輪、関わる人と地域の発展に寄与することが三つ目の輪。これらがバランスを保ちながら成長することを、根幹的な価値としています。

最終的に目指すのは、三つの輪が一つの大きな円を形成することです。そのためのアプローチは成長と調和の二つ。成長とはそれぞれの輪が新たな可能性を求めて外へと伸びていく力。調和とは、三つの輪それぞれの異なる利害を理解し、一致させていくことで、重なりあう部分をより大きくすること、そしてお互いのメリットにつながるよう事業を進化させていくことです。お客様の満足、社員の生きがい、地域の利益。三つの輪が互いに和を保ちながら成長し続けていくことが、旅籠三輪書の根幹です。

共に伸びる。それはいせんが目指す基本的な価値観です。

旅籠三輪書は成長と調和によって大きな円を目指す

Our story いせんの歴史

約100年前、JR越後湯沢駅とともに、駅前に誕生した「井仙旅館」。街道沿いの温泉宿から鉄筋の駅前ホテルへ。そして2005年には、原点を見つめ直して「HATAGO」を名前に冠しました。雪国という地域や足元を確認しつつ、常に「その先」を見て歩いてきた「いせん」の歴史を振り返ります。

 
1925 年
JR越後湯沢駅の開業に合わせ、初代井口仙七が現在の駅東口駅前に「苗場館井仙」を創業
1950 年
掘削技術の発展により、西山地区(現在の温泉通り側)に温泉が掘削される
JR越後湯沢駅東口の土地を売却し、現在の西口に温泉のある「いせん旅館」を創業
1960 年
2代目井口真司が、株式会社いせん旅館(*旅館トル?)とする
3代目井口智晴が経営を引き継ぎ、別館と宴会場を新築
1985 年
木造3階建てであったいせん旅館を取り壊し、地上5階建ての鉄筋施設を建築。名前も「湯沢ビューホテルいせん」に変更
2005 年
4代目井口智裕が社長に就任。全面リニューアルを行い、名前を「越後湯澤 HATAGO井仙」とする
[かつて、歩いて旅をした街道という場所に立ち帰り、旅人が脚絆を外してくつろいだ旅籠のような宿に、との思いから「HATAGO」の名前を冠しました。客室は一部屋ごと趣を変え、雪国のごちそうを提供するレストラン、ショップを新たに開設。]
2019 年
南魚沼市坂戸の「温泉湯宿 龍言」を古民家ホテルryugonとして再生
[多くの文人や著名人に愛された名宿「龍言」。古民家の重厚な梁や柱はそのままに、ホテルの快適さやモダンなテイストを加えて全面改装しました。いせんは、雪国の玄関としての駅前ホテル「HATAGO井仙」と、もう一歩、地域に入って、地域を体感する拠点としての「ryugon」。異なる2つの雪国の宿を展開することになりました。]

1970年代の「いせん旅館」

1985年 地上5階建ての「湯沢ビューホテルいせん」建築

2005年リニューアルした「HATAGO井仙」

2019年リニューアルオープンした「ryugon」